サンプル[18]
KIopfilter(選択ボタンから指定し文字抽出)ver0.1(2000/04/30)
1.概略
本サンプルは、2000/4/27、Oさんから来たメ−ルの返事。
唐突にすみません。
今私は会社で納入部品の仕入れを担当しているのですが、Excelをデータベース的
に使ったマクロで、何とか一番安価で納期の早い仕入先の選定が出来ないものかと四
苦八苦しているところです。
sheet1に発注日、入荷日、No、品名、型式、メーカー、仕様、単価、納期、所要日
数、発注先、向け先、機種、備考の「レコード」が並んでいますが、新たに商品を発
注しなければならないときに、過去の発注記録を参照して、一番安価な発注先を選ば
なければなりません。
その際、今までだと、全選択して「データ」−「並べ替え」−「最優先させる
キー」で「品名」を入力し、その並べ替えられたレコード値を目で追って確認するか、
もしくは「データ」−「オートフィル」でソートされたデータを目で追うしかありません
でした。しかも全角と半角が混在しているのでこの「並べ替え」も上手くいきません
でした。
そこで、任意の品名をクリックするだけで、別のウィンドウが開き、そのウィンド
ウの中にはその品に関する情報(発注日、入荷日、No、型式、メーカー、仕様、単
価、納期、所要日数、発注先、向け先、機種、備考)がエクセルのワークシート方式
で表示され、さらに安価な順に並んでいるような、そんなマクロを組むことは出来な
いのでしょうか。
サンプルのNo14にも似たようのを掲載していますが、「任意の品名をクリック」が
入っていないので新たに作りました。
[1]全角と半角が混在しているのでこの「並べ替え」も上手くいきません・・
→ 指定した列は全て全角にし、バ−は全て"ー"に統一をマクロに入れました。
[2]任意の品名をクリックするだけ・・・
→ 抽出する項目を指定することにより、オプションボックスを作成した。その品名をクリック。
[3]別のウィンドウが開き、そのウィンドウの中にはその品に関する情報・・
→ ウィンドウではないが、抽出した行は別シ−トに自動コピ−出来ます。
[4]さらに安価な順に並んでいる・・・
→ これは今回のマクロには入っていません。Excelの表を安価順にしておけば問題なし。
なお、小さなマクロでありソ−スを公開してもよいのですが、2000/3月より
ソ−ス公開は「VBA便利帳まるごとCD」の付録として行なっており、金を
出して購入して頂いた方に悪いので、まことに申し訳ありませんが、もし
マクロソ−スを改善して使用したい場合は「VBA便利帳まるごとCD」の
付録を使用して下さい。
2.このソフトの使用方法
[1].「検索したいブック」と、このブック「Kiopfilter」を開き、
「検索したいブック」ブックの対象のワ−クシ−トをアクティブ状態で、
メニュ−から、[編集]→[シ−トの移動またわコピ−](ダイアログのコピ−にマ−ク)
→[移動先ブック名]を「Kiopfilter」にして、このブックへコピ−して下さい。
[2].コピ−が終了したら、対象のワ−クシ−トをアクティブ状態メニュ−から
マクロ「ダイアログ」を実行する。

[3].上記のインプットボックスで検索対象の列(項目のセルを選択)を指定する。
[4].選択ボックスから抽出する文字を指定しユ−ザ−フォ−ムの「検索」をクリック
[5].最初に「ダイアログ」プロシ−ジャを実行で「解除」ボタンが表示される
[6].「解除」ボタンクリックでデ−タベ−スシ−ト「検索」ボタンが出来るので
2回目以降は「検索」ボタンで実行できる
(1) 検索キ−ワ−ド入力
(2) 検出結果の処理
・このマクロでフイルタ−が掛かり「解除」ボタンが付く。
・下図「はい」で(4)項に進む。
・下図「いいえ」で最初の状態に戻る。
・下図「キャンセル」でフイルタ−の掛かった状態。
・「解除」ボタンをクリックで、最初状態に戻り「検索」ボタンが付く。
(3) 検索結果の貼り付け方法指定
・このマクロで抽出した結果を検索結果シ−トへ貼り付ける。
・下図の「はい」で新しいデ−タは、前に貼り付けた下へ追加される。
・下図の「いいえ」で新しいデ−タのみ貼り付けられる。
(4) 検索結果を別シ−トへ貼り付けた例
・抽出個数の貼付け。
・フィルタ−の解除。
3.ダウンロード
ここをクリックでダウンロ−ド(29kb)
このファイルはLZH形式の圧縮ファイルです。解凍して使用して下さい
(マクロは「McAfee VirusScan 4.0.3a」で2000/02/29ウイルス無しチェック済み)
4.その他
[1]このプログラムはExcelVBAで作成しています。Excelの入っていないPCでは使用不可。
[2]Excel97・Excel2000で実行出来ます(Exdel95は実行不可)
[3]このプログラムはフリーウェアであり、本マクロの使用に起因するいかなる
事態も責任を負いかねます。使用者の責任で活用して下さい。
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